6月30日(月曜日) 晴れ 〔その1〕 ネットで中古品に10,000円以上の高値がついている『マダムと泥棒』のDVDが、別府の新刊古書店で1,350円で売られているのを発見。 アレック・ギネスが主演したイーリング・コメディに興味を持っているぼくは、チェコにいた頃フィルムセンターでこの作品が上映される度に前売り券を買っていたのに、毎回なんかかんか用事が入って見逃す羽目になり、涙を流していたのだけど、その作品が今度こそぼくの目の前に。 会員カードのポイントが300円分たまっているのを幸い、1,050円で購入。同じ日、某 Amaz●n.co.jp の中古市場で16,800円だったかで売られていたこの作品のDVDを、その値段で買った人がいることを確認した時の嬉しさよ。(因みに、現在は12,950円で出品されている) あとアレック・ギネスのイーリング・コメディでは、日本でDVDが発売されていることを知らず、買い逃してしまった「ラベンダー・ヒル・モブ」の中古を安く手に入れたい。それから“The Man in the White Suit”で同じ轍を踏まないよう、目を光らせておくことだ。 〔その2〕 レンタル屋で天才ミヒャエル・ハネケの傑作『隠された記憶』のDVD、新品の定価3,990円が1,480円で売られているのを発見。200円割引のクーポンを使い、1,280円で買えた。 そのうちお金に余裕が出来たら、ミヒャエル・ハネケのDVD-BOX1と2を買い揃えたいものである。 そういえば、ハネケ自身による「ファニーゲーム」 (ぼくは未見)の英語版リメイクは評判が悪かったらしいが、日本でも公開されるのだろうか。ハネケ映画にナオミ・ワッツが主演というだけで、観たくなるのだけど。 〔その3〕 新品の定価が2,000円の「さらば冬のかもめ」の中古DVDを780円で購入。 この作品を初めて観たのは、いつのことだかもう忘れたが、TVの映画劇場で。途中から観たのに作品に引き込まれ、最後まで観てしまった。 そして、今を去ること十何年前、ウィーンに滞在中、かの地の国立フィルムセンターでこれが上映されることを知り、喜び勇んで観に行った。(← 世界中、どこの街でも夜は酒場やレストランなぞではなく、映画館やフィルムセンターに行く男。そう、「アメリカの夜」のジャン=ピエール・レオーが模範さ) 「さらば冬のかもめ」を観るためだけに、一年分の会費を払ってフィルムセンターの会員になったのも懐かしい思い出。冬のウィーンで観るにはぴったりの、出てくる風景が寒い寒い、でも心の暖まる映画だった。 〔オマケ〕 ここ数年、注目していた若手女優さんが出演している作品が今年の映画祭で上映されることが決まり、もしかしたら彼女もゲストとして来るかもしれない。交渉に当たるのはわし。彼女が誰であるかは、まだ明かせないのだけど。 ま、人生、少しは嬉しいことないとね。
by yaliusatII
| 2008-07-01 02:37
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